事業継承すること

雨で葉桜になってしまいました
雨で葉桜になってしまいました

  昨夜はかなり雨が降ってしまい葉桜となってしまいました。入学式までは少し残っていて欲しいものです。

 

 先月、大塚家具というメーカーの社長交代が父娘の家族間の争いとして世間の注目を集めていました。

 

 実際に経験された方はわかると思いますが、それなりに大変です。

 

 私のような設計事務所、廻りでは病院や医院もたいていは家族間で行われることが多いです。スムーズに行けば何にも問題にはなりません。

かなり花びらが落ちています
かなり花びらが落ちています

 基本的に後継者(子)は先代のやってきたことを否定するつもりは全くないものです。しかし、将来的なことを考えるとこのままではいけないと危機感を持ちがちです(大塚家具もこのように見えます)。

 

 ここでよく考えてみると、本当は将来のことなんて答えがわかるはずもないのですから、進みながらその都度方向転換できることなのです。先代は経験上その場で考えることが身についているので現状たいしたことはないと考えます。その認識の違いに相互で気付けばよいのですが、当事者同士これが難しいもの。内側から外側が見えないのと同じです。

イロハモミジの新芽が出ていました
イロハモミジの新芽が出ていました

 互いに会社の将来を見据えて存続を第一に思い、行動しているのは確かです。家族なので、大切な一言が言えないのがもどかしい。でも心が通い合えば必ず上手くいくことなのです。やる気だって前より出ます。

 

 事業(私の場合は建築)が好きで、経営が好きで、人も好きならばなんとかなるのでは(キャッシュ不足が玉にキズ(汗)ですが)ないかと思います

 

 私の場合は一緒に居すぎて親というよりは友達みたいに思います。以前は親子で仕事するのは周囲に対して気恥ずかしさもありましたが、いつの間にかそんな気持ちも薄れてしまっています。長い時間をかけて準備することが一番よいと、葉桜と紅葉を見ながら思うのでした。

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