以下について説明致します。
1.目指す方向性
2.設計料と業務内容
3.建築の流れ
「どんな家を建てればよいかわからない。」
そんなことをずっと考えている人は少ないので仕方ないことです。人それぞれにあった価値観や個性があるので何が合っているのか、プロの目で提案します。ハウスメーカーや工務店が鎬を削る中、設計事務所に何を託そうと考えたのでしょうか。
ネットで情報過多の中、本当に必要なことは何でしょうか。
この先も長く使うために、私達は質が重要と考えています。
高品質なものを作っておいたほうが、後々得をすることが多く経済的であると思います。それには総合的な判断力が必要です。
頻繁に建替ができるような時代ではないので、本当に価値あることにお金を使いたい・・。
実際お客さんの中にはハウスメーカーとトータル値段は変わらないと言われる方もいらっしゃいます。
設計者の立場では言いにくいですが、何百年間に一度も来ないかも知れない災害に備えて大金を投じることが良いとは思えません。
壊れたらその都度、壊れたところのみを直していくことが最も経済的とも言えるのです。
また、多い質問の中には木造とコンクリート造はどちらが良いかというのがあります。
確かに材料強度はコンクリートの方が高いですが、建物として構造を考えると木材の方がはるかに重量が軽いので耐震性は高いこともあるのです。私達は木造の柔らかい感じも好きです。木造住宅はゆったり勾配をとった階段が特徴です。
実際にいろんなハウスメーカーを検討された後に、ご依頼頂いた場合もあります。(相談実例2)
又、ハウスメーカーなどに頼んだものの設計事務所に図面を確認してほしい、
建築中のアドバイス欲しいという場合もご相談受けます。
設計事務所の仕事は計画案を考えて、図面作成するだけではありません。
適切なアドバイスや施主への報告もコマメに行い、共同で良い建築を作るのが使命と考えています。
設計料は工事費の5~6%です。各種確認申請料やボーリング調査は実費負担をお願いしています。
施工者についてはご希望がなければ御紹介も致します。
もちろん、予算を考えて合わせて行くことも大事な業務です。完成後には、6ヶ月、1年、2年と定期的に検査を実施しています。
大まかなスケジュールです(木造2階建 約40坪の場合)
実際には考え始めてから完成まで1年はかかると見て下さい。