世界で初めて原子爆弾の落ちた広島の地に平和のシンボルとして、また犠牲となられた方の追悼と慰霊のために建てられた聖堂です。設計は村野藤吾、1954年(昭和29年)に完成していますからもう60年以上経っています。
事務所からは歩いて10分程度で出入り自由なので、久しぶりに行ってみました。これまで気づかなかったのですが、正午には鐘楼の鐘が高らかに響いていました。
建物前でゆっくり眺めているとたまたま同時に訪れていた親子がいて、5歳くらいの女の子が「なんだか怖いけどすごい豪華」と言ってました。
厳かな雰囲気や慰霊の気持ちは年齢に関係なく伝わるもので、この建築物が存在する意味をよく表していると思いました。
本堂外観と鐘楼を見る。鐘楼開口の形が特徴的。
近くに高いビルも増えたが、いろんな場所から見えるランドマーク。
正面左手にある部分は花が開いたような形状
上げ下げ窓
内部祭壇とステンドグラス 天井はかなり高く7mくらいあった。
うす暗い室内とステンドガラスがやわらかでとても厳か
床のマンホールには漢字が記されていました。大事なことかも。